cluck の家

cluck(コッコ)は雌鶏の鳴き声。米俗で「まぬけ」という意味もあるようです。そんなコッコ(私)と子供達のお家です。

「温かい気持ち」の作り方

特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/jrwest

電車と言えば・・。


私が子供の頃、電車で空いてる席が少ないと、

「子供が1番元気なんだから、立ってなさい。」と母に言われ、私と妹はだいたい立ってました。

まだ吊り革に手が届かないので、電車の中でバランスを取りながらです。

それは、それで楽しかったと思います。

少し、進行方向に体を向けるのがコツでした。

母は「お母さんは疲れてるの。」と、ちゃっかり座ってたました。

・・まぁ重たい体を2本の足で支えてるんだから疲れ易いかも知れません(^_^;)。

ずっと、それが当たり前だと思ってました。


結婚して、子供ができて、家族で電車に乗った時、旦那さんは子供を座らせて自分が立ってました。

その時(あれっ?)と思いました。

「パパ座ってイイよ(子供は立たせてイイよ)。」と言うと。

「いいよ(自分は座らなくてイイ。子供たちを座らせての意味)。」と返事が返って来ました。

車内が少し混んでる時、子供がよほど小さければ、膝に乗せたり、座らせた方がイイと思いますが・・。

実際、我が家の弟くんは、少し鈍く小さなマシュマロマンの様で、電車で立たせると転がりそうでした。

小3の今でもマシュマロマンですが・・足腰は、前よりしっかりして来ました。

母に育てられた私は「小学生以上は、年配の方や、自分より弱いであろう幼い子に席を譲って欲しい。」と思っています。


私と子供たちだけで電車に乗る時は、空いてると子供も座らせますが、少し混んでたら一緒に立ちます。

まぁ、混むのがイヤで『急行』に乗らず『各駅電車』に乗る事が多いので、だいたい空いてますが・・。

少し混んでたら、ドア付近に立ちます。

子供がつかまり易いからです。


それは、何処でも一緒です。

買い物帰り、バス停で、子供たちとベンチに座ってバスを待ってた時、おばあちゃんが来たら(その時は2人でした)、

「は〜い。元気な子供は立ちましょう。」と言うと、子供たちは「は〜い♪。」と立ちます。

おばあちゃんたちは、笑いながら「ありがとう。」と言って座ってくれました。


たまに、しくじります。

電車で年配の方に席を譲ったつもりが「私はそんな年寄りじゃない。」とか、「いいえ。結構です。」と拒否される事もあります。

そんな時は、少し恥ずかしいです。

でも、「どうぞ。」が言えなかった時の方が、後悔が残ります。

只の自己満足に過ぎないかも知れません。


子供が一緒の時は、大抵「ありがとう。」の言葉が貰えます。

簡単な事ですが、そんな事で「ありがとう。」が貰えるんです。


子供には、

沢山「ありがとう。」を貰い、

沢山「ありがとう。」を感じ、

沢山「ありがとう。」を言える人になって欲しいです。


電車は、そんな「ありがとう。」を量産できる場所です。


最近、子供たちは『恥ずかしい。』を覚えて来ました。

恥ずかしがらず、「どうぞ。」「ありがとう。」を続けて欲しいです。

どうか、「どうぞ。」された方は受け取って下さい。

そうして頂けると嬉しいです。


『たかが席、されど席。たかがベンチ、されどベンチ。』

電車など、様々な人が利用する場所は、学校では学べない『温かい気持ち』作りを勉強するのに最適な場所かも知れません。


って・・。また、JR西日本と関係無かったですね。

・・スミマセン。

(ー ー;)