cluck の家

cluck(コッコ)は雌鶏の鳴き声。米俗で「まぬけ」という意味もあるようです。そんなコッコ(私)と子供達のお家です。

本棚の中身

今週のお題「わたしの本棚」


子供の頃、私の本棚にはマンガがいっぱいでした。

それが少し変わったきっかけは、夏休みの宿題でした。


小学生高学年の夏休み、「小説を読んで感想文を書く」宿題が出ました。

夏休みも終わりに近づき、宿題を後回しにしたツケが・・。

本屋さんへ行き、最も薄い本を選んで買ってきました。

買ったのは、カフカの「変身」でした。

・・ある朝、目が覚めると主人公が毒虫になっていた。

そんな始まりでした。

小学生時の私には、その衝撃的なストーリーがとても面白く、ありがたい事に「アッ」と言う間に読み終わりました。


それから、少しずつ本棚に小説が並ぶようになり、マンガと小説の量が逆転したのは社会人になってからです。

会社への行き帰り、電車で文庫本を読み、読み終わると駅近くの本屋さんで買うを繰り返してました。


結婚して実家を出た時、殆どのマンガと小説は置いてきましたが、お気に入りの本は持ってきました。

そして、本棚を買いました。

始めは隙間がいっぱいでしたが、みるみる隙間は埋まり、本棚が3架に増えました。

実家に残したマンガたちは・・。

「邪魔だから古本屋に持って行った。」と言われてしまいました(^_^;)。


今、我が家の本棚には、私の好きな本と共にお料理本が少し入ってます。

そして、子供たちのカワイイ絵本やマンガが、寝室のタンスの上でブックエンドに挟まれながら本棚を求めています。