cluck の家

cluck(コッコ)は雌鶏の鳴き声。米俗で「まぬけ」という意味もあるようです。そんなコッコ(私)と子供達のお家です。

言葉に詰まる

少し前に娘から

「いじめられてる子が居たら、ママだったらどうする?」と聞かれた。

一瞬、言葉に詰まる。

 

我が家には、娘の友達が結構遊びに来る。

男の子も女の子も。

だいたい、いつも始めに宿題をやり、残りの時間はゲームをやってる事が多い。

リビングでやってるから、会話を聞く気が無くても多少聞こえる。

 

質問されてピンと来た。

前に娘たちが話してた子の事かな?っと。

娘たちが「怖いグループ」と呼んでいる女の子たちが、クラスの1人の女の子をいじめてるらしい。

悪口を言ったりが多いようだった。

娘が体育の後、遅くなって1人更衣室で着替えていたら、1人の女の子が泣きながら更衣室に入って来たとか、娘がその子と話していたら「怖いグループ」から呼び出しを受けて「何を話していたかなどを根掘り葉掘り聞かれて怖かった」とか。

友達と「どうにかならないかなぁ〜」と話していたのを思い出した。

その子は「親に心配かけたく無いから、親には知られたくない」と言ってるらしい。

(何で?。親の立場にある私は、何で親に言ってくれないの?。と思った。)

 

そんな時、親は何と答えればイイ?。

「泣いている子がいるのなら、その子の味方でいてあげなさい。その子が安心して話せる場所になってあげなさい。」と答えた。

「ママだったら、先生に言うって答えるかと思った。」と娘が言った。

学校には、週に2回カウンセラーが来る。

当事者でない親がしゃしゃり出るより、まずカウンセラーさんに・・と言うのと、どうにかならないか・・と言う思いがぐちゃぐちゃになる。

「どんな状況か、詳しく聞かないと分からないし、その子にママが口を出してもイイか聞いてから一緒に考えよう。」と言った。

 

 

息子が1年生の時、スイミングスクールの送迎バス内でいじめを受けていた。

2〜3人の3年生と4年生が、息子のイヤがる事を言ったり、物を取るところから始まった。

そのうち、つねられたり、叩かれたり、息子の足に上から膝に体重をかけて来たり、腹部に本気パンチしてきたり。

同じ1年生で幼稚園が一緒だった子も加わるようになった。

1人対他全員の状態になるまで、1ヶ月と言うあっという間の事だった。

息子が「スイミングスクールのバスに乗りたく無い」と言い始めた時に「あれっ?」と思い、息子から聞き出してメモを取り始めた。

当時1年生だった息子が「すごく痛かったけど、泣かないように一生懸命ガマンした。泣きたいくらい痛かったけど・・本当は泣きたかったけど。」

(もうダメだ。)と思い、スイミングへ連絡した。

もちろんスイミングをやめさせるつもりで。でも、事実をハッキリさせないとダメだと思った。

 

電話に出た男性は「やられたから、やり返しただけかも知れませんよ。そう言う事は、よくあるので。」と言われた。

(話にならん。)

担当の人に調べてくれるように頼んだ。担当の人は女性で「バスの運転手さんや、同じバスの子供たちにキチンと話しを聞きます。」と言ってくれた。

 

次の週、息子の乗ったバスがスイミングに着くと、担当の女性とスタッフが乗り込み、バスの中で子供たちに聞き取りと話し合いを行った。

スクールへは、全員遅れた事になる。

 

結果の連絡が来た。

バスの運転手さんは、いじめが有った事を知っていた。何度か注意した事がある。中心になってる子供たちは、言っても聞く子じゃないと言ってたらしい。

息子がバスに乗ると、子供たちの空気が変わる。

子供たちが息子の方へ行き、何かやってる。しかし、運転手さんの仕事はバスが事故を起こさないように運転する事だから、子供たちの様子にあまり構ってられないとの事。

 

いじめてた子供たちは、バスに乗ってた全員。

中心になってたのは3年〜5年生の男の子6人。

「面白かったから。」だそうだ。他の子たちの理由は「みんな、やってるから。」だった。

報告を聞きながら、涙が出た。

 

その後、スイミングスクール側が取った行動は、中心になってた子供たちの親へ「こんな事をしてました。」と「今度またやったらスイミングスクールをやめてもらう。」と連絡したとの事。

スクール生全員へ一斉メール。(担当者は、中心になってた子供たちを「加害者」と呼んでいたが、一斉メールは上から「厳しい言葉はダメ」とか、「内容が詳しく分かってしまうのはダメ」などの修正が入り、何が書いてあるのか?。何のメールなのか?。全く分からない物だった。

 

 

思い切り話しがズレた。

そして長くなった。

6年生の続きは、後日にする。

 

yofukenocluck.hatenablog.jp