JR西日本じゃなくてスミマセン
残念ながら、関東に住む私にはJR西日本のエピソードは皆無です(^_^;)。
私は、高校受験の際、2つ条件を決めて学校を選びました。
1.自分の学力でも入れそうな学校
2.下り電車で通える学校
です。
1つ目は、
内申書に期待が持てなかったため、私立高校を第1志望と考えていました。
今みたいに「都立高校の授業料は無料」だったら、親も「都立高校に行ってくれ〜」と言ったかも知れませんが、たぶん当時はそれ程大きな差が無かったのだと思います。
内申書に期待できないくらいなので、学力は・・そんなもんです。
2つ目は、
都内の通勤・通学電車は、超満員です。
人混みを得意としないため、毎朝、満員電車に乗る自信が無かったからです。
母親が3つ目の条件を言って来ました。
3.共学の高校を選ぶ事。
母自身は女子高だったそうです。
母が言うには「女だけの世界は怖いぞ〜」でした。
結局、私は高校・大学と神奈川県にある共学の学校へ行きました。
勿論、下り電車です。
神奈川県と言っても、横浜のような街でなく、田舎の方です。
午前中、電車に乗って学校へ向かっていたら、急に電車が止まりました。
暫くして、車内放送が流れました。
「只今、前方の線路上に犬が居ます。居なくなるまで、暫くお待ち下さい。」
先頭車両に乗っていた私は、様子を伺ってました。
電車から車掌さんが降り、犬に向かって走ってました。
車掌さんが追いかけると犬は逃げます。
逃げるのは、電車の進行方向線路上。
そんな追いかけっこが暫く続きました。
何分くらい止まってただろう?。
「大変お待たせ致しました。犬が、無事に線路から退いてくれたので、発車致します。」
そんな感じのアナウンスが流れたと思います。
誰も文句を言う人は居ませんでした。
「良かったね」の声はあったと思います。
その時の車掌さんもお疲れ様でした。
JR西日本の話しじゃなくてスミマセン。
マナーの話しでも無かったですね(^_^;)。
でも、その時、ほのぼのとしたのを覚えています。
その時、一生懸命に走っていた車掌さん、本当にお疲れ様でした。